体脂肪率
■体脂肪率
「体脂肪率」は体重における脂肪の割合をパーセント指す。
体重計の取扱説明書の後半に体脂肪率の表があったが、毎回取扱説明書を取り出すのも面倒なので、これを参考としてまとめた。
原典は、「Lohmanおよび長嶺の提唱する肥満判定の値」とのことである。
数値 | 体脂肪率(%) | 判定 | |
---|---|---|---|
男性 | 女性 | ||
1 | 5.0~6.6 | 5.0~9.9 | 低い |
2 | 6.7~8.3 | 10.0~14.9 | |
3 | 8.4~9.9 | 15.0~19.9 | |
4 | 10.0~13.2 | 20.0~23.2 | 標準 |
5 | 13.3~16.5 | 23.3~26.5 | |
6 | 16.6~19.9 | 26.6~29.9 | |
7 | 20.0~21.6 | 30.0~31.6 | やや高い |
8 | 21.7~23.3 | 31.7~33.3 | |
9 | 23.4~24.9 | 33.4~34.9 | |
10 | 25.0~33.3 | 35.0~39.9 | 高い |
11 | 33.4~41.7 | 40.0~44.9 | |
12 | 41.8~50.0 | 45.0~50.0 |
体重に関しては、単なる重の増減よりも脂肪の増減の方を注意すべきである。ただ、測定方法が「生体インピーダンス法」なので、精度は「ほどほど」とのことである。
生体インピーダンス法とは、体に弱い電流を流して抵抗を測定し、この抵抗値から体脂肪率を推定する方法である。仕組みが簡単なので、体脂肪率が測定できる体重計のほとんどはこの方法によるものらしい。
ただし、体の水分状態などで値はかなり変化するらしく、起床直後や就寝直前でばらつきがある。
また、抵抗値から体脂肪率を求めるアルゴリズムが会社によって異なるため、機器によって値が異なることもあるらしい。